提灯づくりの修行風景を初公開!

提灯づくりを教えてもらっているのは、実は2年ほど前から。
提灯プロジェクトの構想段階で、野中さんを誘ったのがはじまりで、
野中さんが師匠である数川さんに頼みこみ教えていただけることになりました。

さらに、昨年2017年11月からは、飛騨市から「郷土民芸品産業技術後継者育成事業」として、
「郷土工芸品産業技術後継者育成奨励金」の支援がスタート。
本格的に修行がはじまりました。

そして先日、その修行風景をメディアに初公開しました!


師匠は実は取材嫌い。。。話しをすると手が止まってしまうし、仕事にならない。
これまでも取材は断ってきたのだそう。
父親である白井久次郎の写真や記事が残っているのに、
その後を継いだ師匠の文献が全然残っていなかったのには、
そういう理由があったのか。。。なるほど。


ともあれ、この日は今年最初の習い事はじめ。
ということで、「気多若宮神社(ケタワカミヤジンジャ)」に、
三人でお参りに行ってきました。
ここは古川祭の氏神様でもあります。

昔から、宮参りにはちゃんと正装をしていくというのが習わし。
私たちも、普段着より上等なべべを着て行ってきました(^^)

「みんなで頑張りますので、見守ってください。」


まずは、「飛騨古川提灯」とは、一体どんなものなのか。を
少し紹介させていただきました。


↑ 今日の作業は、型を組み立てて、


↑ 組み立てた型に、あらかじめ丸めて準備しておいた竹ひごをかけていく作業。

(この写真、数川さんの表情がとっても素敵でお気に入りです^^)


と、和紙を貼り終えた白張りの提灯に、絵柄や文字を入れていく作業。


書いているのは、野中さんの地区(古川町向町)で使われている提灯の
「美明(ビメイ・ミメイ)」。


奥は、「献鐙(ケントウ)」。
トウには、金偏「鐙」と、火偏「燈」があります。
ケンも、少しずつ違ったりして面白いです。


こんなにいろんな人に見られて密集したところで作ることはなかなか無いので、
貴重な経験となりました。


今回の実際の取材記事は、コチラをご覧ください。



おまけ


雪帽子をかぶった狛犬さん。

30代、40代、70代の提灯み魅了された女たち。
提灯屋復活を目指して頑張ります!


※この記事の写真はすべて、飛騨市の広報の方が撮影してくださいました。
素敵な写真、ありがとうございました!



飛騨古川提灯 復活への道

飛騨古川に、提灯屋をふたたび。 hida furukawa cho-chin.

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